田中の前職はシステムインストラクター。タックに入社するまで開発の実務経験・知識は全くなかったが、SIの企業で働くことを強く志し2006年にタックへ入社。
「学生時代は生物化学系の専攻でしたが、将来性の高さ、自分自身の成長を考えた時、SIの企業への魅力を強く感じました」という田中。
入社後の社内研修、OJTを通じて知識と経験を身につけた田中は、現在健診PKG開発グループにて「健診(健康診断)システム」の適用・導入を担当している。中規模クラスの病院を対象としたデータ入力・帳票を管理するこれらのシステムは、既に450件の導入実績を誇る。
現在、第三世代のシステムの導入を中心に導入プロジェクトを進める田中だが、単に製品(システム)の知識だけでなく、健診業務に関する知識が必要不可欠だと語る。病院により様々な健診のパターンが存在するため、座学だけでは補えない部分もあるが、タックの先人たちがこれまで培ってきた実績と社内での知識共有が、このフェーズにおいて大きく役立っているのである。
病院の数だけ健診のパターンがあり、カスタマイズされたシステムがある。複数の課・人員が複合的にシステムを活用し、膨大な情報量を処理するためのシステム設計に、数ヶ月の打合せ期間を要するケースもある。しかし、この綿密な設計がベースにあるからこそ、タックが導入する健診システムが、多くの病院から評価されているのである。
「健診の仕組みは、関る人員の数、業務のタイミング、情報の取りまとめ方など、病院によって全て異なりますので、まずは業務の流れを確実に理解するためのヒアリングが重要」と田中は語る。この初期段階での動きこそが、その後を大きく左右するファクターとなる。そして更に、業務の流れを掴んだ上で、病院側の潜在ニーズを掘り起し、課題解決プラスαの提案を行うことが、SEとしての仕事の醍醐味なのである。
現在も2つの導入プロジェクトを進行中の田中だが、入社以降の経験と学習によって、基本情報技術者、医療情報技士の資格を取得。次は上級医療情報技士の資格取得に向けて、日々研鑽を積んでいる。
田中と同様、入社時に専門の開発経験や知識がなくとも、入社以降にキャリアを身につけ活躍しているSEもタックでは少なくない。上司・部下の垣根なく誰でも意見を良いやすく、サポート体制が確立されているからこそ、経験・知識の浅い人でも、自信を持って仕事に取り組めることがタックの魅力である。
またタックでは早い段階から若年層の社員に仕事を任せていく。これは個人に”責任”の意識を持たせることで、成長を促す狙いがある。”人を大切にする企業”であるからこそ、一人ひとりが成長できる機会を数多く用意されていることも、タックならではの企業風土と言えるだろう。
田中自身も、入社から1年後には一人で案件を担当し、ヒアリングから導入までをトータルに携わり、自身を大きく成長させている。もちろん周囲には上司・先輩・同僚の万全のサポートがあったことは、田中自身も感じており、入社から6年目を迎えた今では、後輩のサポートを自ら買って出るまでに成長している。
「高校時代からの趣味で、休みの日は週に1度、知人のアトリエにて油絵制作をしています。」という田中。日々進化している業界から少し離れ、油絵作りに没頭する瞬間こそ、オンとオフを上手に切り分ける彼女なりの時間活用術なのである。
「多様化・複雑化する課題を解決していくためには、自分自身の成長が必要不可欠」であると田中は言う。そのためには個人はもちろん、チームとして、企業としての技術力アップを念頭におかなくてはならない、その意識から、東京開発チームをはじめ、各部署では自発的にチームミーティングや勉強会、外部講習への参加などを積極的に取り組んでいる。
「タックへ寄せられるオーダーに答えるため、常にベストな解決策をご提案したい」と、穏やかながらも田中の言葉には、熱い思いがしっかりと込められている。
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