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ファクトリーDX部
新工場プロジェクト

永崎 和弘

入社時からビジネスソリューション事業部に所属し、SEとして多くのクライアントの課題解決に貢献。2016年入社。

※以下、2022年11月取材時の情報です。

未経験からSEに。右も左も分からないところからのスタート

学生時代は経済学部で、IT業界とは全く関係のない分野で学んでいました。TAKにエントリーしたのは、ITソリューションのシステム開発事業が、今後ますます社会で重要性を増していくと考えたからです。
TAKは親会社となるイビデン株式会社だけでなく、製造業をはじめとする他企業にも、ITソリューションを提供しています。この環境なら、培ったスキルやノウハウを広く社会に貢献できる。それも、私がTAKにエントリーした理由の一つです。
入社後は、企業のシステム開発やサポートに直接関わる「ビジネスソリューション事業部 第2システムグループ」に配属。まずは先輩や上司の補助として、既存顧客のサポートを担当することになりました。
ITの知識が全くなかった自分にとっては、すべてが未知の世界でした。右も左も分からないような状況の中、とにかく仕事を覚えるために、まずはプログラミングの知識を習得することから始めました。
自分の組んだプログラムで初めてシステムが稼働したときには、「問題なくシステムが動いている!」と感動。SEとしてのやりがいを感じた瞬間でした。

「一人にしない」「一人にならない」がTAKの社風

TAKの社風を一言で表すと、「一人にしない」ところです。誰かが困っていれば、気にかけてフォローすることが自然に行われていて、私も新人の頃は、上司や先輩たちから見守られ、気にかけてもらった経験があります。
第2システムグループでは十年単位の大型プロジェクトが多く、私が関わったプロジェクトは「日本各地に工場拠点がある会社の全拠点へシステムを導入する」というものでした。プロジェクトに参加したばかりのころの私は、お客様と各拠点の工場の方とコミュニケーションがうまくとれず、納期調整などに苦労しました。
現状を打破するために私が取り組んだのは、とにかく人を巻き込むこと。プロジェクトに必要だと思われる人には部署が別であろうが声をかけて相談し、適任者が見つからなければ、上司や同僚に「データベースに強いエンジニアを探しているんですが」などと声をかけ、つないでもらったりもしました。
一人で抱え込んでしまうより、スキルや知見のある人がたくさん集まってチームになった方が、いい仕事ができるはずです。実際にTAKでは社員同士の交流を深める目的で、定期的に全社をあげてイベントが行われたりもしています。この間は、TAKにまつわるクイズ大会がオンライン上で開催されました。
全く知らない人には、仕事の相談もしにくいものです。しかしこうしてイベントを通じて知り合っておくことで、なにかあったときにお互いに助け合いやすい環境が生まれます。何かあったらすぐに協力体制をとり、部署を横断したチーム作りができるのも、TAKの強みの一つだと思っています。
この5年間で様々なクライアントと仕事をさせてもらいました。その企業・業界ごとのルールに合わせて、柔軟にプロジェクトを進めていく経験はとても有意義でした。3年目まで所属した公共チームでは、分からないことはすぐに上司に確認できる有り難い環境だったので、自ら質問し、教わり、道を作ってもらって一歩ずつ進む日々でした。しかし今はそうはいきません。まずは自分で調べるしかないのです。調べるにも言葉を知らなければリサーチすることもできない。言葉を蓄積していくためには勉強するしかない。今がその時だと思っています。とても地道な作業ですが、だからこそ意味があるのかな、とも。人に聞いてさっと答えが分かる方がラクなのかもしれません。けれど自分で調べ、考え、答えを導き出す方が自分の財産になっていく。仕事への責任感にもつながっていると信じています。

本当の悩みは、お客様にしか分からない。だからこそ、対話を大切にしたい

私のモットーは、お客様との信頼関係を築くことです。そのために心がけているのは、まずはお客様から直接話を聞くこと。今はコロナ禍で難しい部分もありますが、お客様から相談ごとや困りごとなどが舞い込んできたら、オンラインで済ませずに、遠くても会いに行って直接話すようにしています。
あるとき、製造業のお客様から、「製品の生産指示作業にとても手間がかかって困っている」という相談を受けました。すぐに先方に出向いて詳しくヒアリングをし、指示を一括化するよう、システムを改善。「おかげで、担当者に他の仕事を任せられるようになった」と言われたときには、それまでの苦労が全て報われる気がしました。
SEという仕事について、今年で7年目を迎えます。改めて、「お客様の求めているものを作る」という、当たり前のことを大切にして行きたいと、決意を新たにしています。
求められていることにしっかり応えるためには、お客様と顔を突き合わせてじっくり話を聞くことが欠かせません。持ち前の明るさ、芯の強さを武器に、これからも邁進していくつもりです。