向上心で
挑む人
TAKのSE職に新卒で採用され、健康診断システムの導入に3年間従事。
専業主婦を経て再入社し、現在は営業管理として働くママ社員。
※以下、2021年11月取材時の情報です。
新卒でSEとして勤務したのちに結婚後退職、縁あって10年後に再入社しました。営業を支援する営業管理として、受注・発注・検収等の事務全般を担っています。
TAKに復帰し、SE時代と変わらないのは性別関係なく活躍し、社員が魅力的であること。新卒の就活時も採用担当者の人柄に惹かれて入社を決め、大学院で学んだ分野とは異なるSEのスキルを一から身につけました。今度は営業管理です。不思議と未経験の分野に挑む運命のようで、はじめは注文書と見積書の区別もつかない始末(笑)。契約書は契約内容によって記入項目に違いがあるうえ、ミスは厳禁。仕事を覚えるのに必死でした。でも、先輩社員の丁寧な指導がありましたし、休日には同じ年齢の子をもつママ社員と家族ぐるみで釣りに出かけたことも。公私ともに支えられました。
仕事に慣れるにつれ、会社全体を見るゆとりが生まれた私は、あることに気づきました。購買担当のきめ細やかな発注業務。財務担当の膨大な経理管理。そして、営業担当の受注に至るまでの苦労。会社はさまざまな職種のチームプレーで成り立っている。SE時代の私は知りませんでした。チームの一員としてますます頑張ろうと気を引き締めたのです。
現在、世界規模で半導体不足が問題になっています。そのため、機器の発注には事前の確認・調整が重要です。部品の調達が全体に影響を及ぼす場合があるので、営業、購買担当、機器卸会社間で連携を取りながら、少しでも気になることがあれば都度クリアしていくよう注意をはらっています。
私が伸び伸びと働いている理由は大きく2つあります。
1つめに、子どもが通った幼稚園のサークル活動等で身につけた度胸とコミュニケーション力。仕事に不慣れな頃、納品確認がスムーズにいかず営業に指摘されたことがあります。申し訳ないと思いつつ、SEへの納品確認が不十分だったことを伝えたところ、営業からSEに掛け合ってくださいました。その後、納品確認の仕組みが改善され、SE-営業-営業管理の連携が強化されることに。今も、気になることがあれば臆せず発言し、ミスや行き違いを未然に防ぐよう心がけています。
2つめに、個人の考えを尊重するTAKの風土。自分の判断で物事を進められますし、新しいことへのチャレンジも歓迎されます。当然、責任も伴いますが諸先輩方が助けてくださいます。快適な労働環境で、仕事と家庭を無理なく両立できる毎日はとても充実しています。
そんな私も2年目に入り、次なるステップアップとして「細かな業務を先回りして引き受ける」「ゆくゆくは見積もり作成に挑戦する」という目標を掲げました。営業の負担を軽減するためにも常に向上心を持ち、「プラスアルファの仕事」を実践したいと思います。