提案力で挑む人
IT業界もヘルスケアも未経験ながら、提案営業を通して成長したいとの思いを胸に入社。
TAKの顔である営業として、お客様との関係づくりに重きを置く。
※以下、2021年11月取材時の情報です。
前職は産業用機械の専門商社のルート営業です。指定された商品の仕入れと納品で営業成績は安定していましたが、将来に向けて成長したいと思って転職を決意。私は人と話すのが好きで、会話力を活かした営業をしたいと考えていました。TAKなら、自社製品の知識を深めながら提案営業を行えると思い、キャリア採用試験を受けて入社。半年近く先輩社員がフォローしてくださる中、ときには一人で飛び込み営業に挑戦しながら営業スキルを磨いていきました。
TAKの特徴は何といっても人間関係が良いこと。年齢や勤務年数を問わず「○○さん」と呼び合うフラットな社風です。また、若手を会社全体で育てようという意気込みを感じます。私が仕事に慣れてきた頃、準備不足のためにお客様の切り込んだ質問に答えられず、先輩から注意されたことがありました。この失敗を引きずることなく、準備を入念に行うように改められたのは、TAK全体が共有する「よい仕事をしていこう」という思いが伝わってきたから。初心に返るチャンスをいただいたと思っています。
現在、リハビリシステムの既存顧客200社以上を担当しながら、新規顧客を開拓しています。訪問前にはお客様の施設基準、リハビリの規模、現場でシステムを使う療法士の人数を調べるようにしています。お困りごとをヒアリングし、製品のデモンストレーションを行う際は、どう話せば導入メリットが伝わるか、いかに運用をイメージしてもらえるかまで考えます。前職とは営業スタイルががらりと変わり、お客様に応じた工夫が必要ですが、それこそが仕事の醍醐味です。
TAKの強みは、営業とSEの密なコミュニケーションにあると思います。会社が実施するお客様アンケートに加え、営業はお客様の声を直接SEに伝える機会が多い。営業とSEの連携が、「現場目線のリハビリシステム」シェアトップの実現につながっていると思います。
うれしいことに、お客様からは「TAKの製品を導入してよかったよ」とお褒めの言葉をいただくことも。「導入時はもちろん、導入後も親身になってサポートしますよ」とアピールし、新規獲得はもちろん、既存顧客をがっちりつかんで離さないようにがんばっています。
営業をしていて難しいなと感じるのは、医療施設によって運用が異なることです。例えば、患者のリハビリ予約の有無、入院患者の実施計画書を作成するのは療法士のみか、それとも看護師や栄養士もかかわるのかといったように、施設によって違いがあります。TAKのシステムをお客様の運用実態にどう合わせるか。それは営業の手腕にかかっています。まずはお客様が何を求めているのかヒアリング。こちらからの提案にお客様が納得されたら契約。導入後、快適に運用していただいて初めて営業としての価値が生まれると思っています。そのためにも日ごろからお客様と良い関係を築き、会話や質問の内容にも工夫しています。
営業とは部署、ひいてはTAKの顔そのものです。今は自分の仕事をこなすことで精一杯でTAKの製品力に頼る部分が大きいですが、誰からも頼られる営業へと成長したい。お客様から「田中さんが営業だから買ったよ」と言ってもらえるのが目標です。
転職活動に取り組んでいる方は、面接で何をやりたいかをはっきり伝えてみてください。志望内容とマッチングする会社とご縁があることを祈っています。