コラム

2021/01/30

社員の健康を守る 〜検温サービスの試験導入〜 新しい働き方の中から次のサービスのあり方を見出す

検温

新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の優先度が大きく高まり、「検温の徹底」「ハンディ検温器の常設化」「スタッフの日々の体調管理」などが当たり前になっています。

タックではすぐにハンディ検温器を導入し、検温と報告のルールを設定し、社員の健康管理・感染予防の対策をしていました。

体制が整って検温の習慣化も体験し、感染拡大防止対策の難しさを体感していました。

課題は大きく4つ

1.体温の自己申告性(虚偽申告のリスク)

2.ハンディ検温器の共有(手を使う)

3.体温のヒアリング(ヒアリング漏れの問題)

4.紙での記録・管理(紛失のリスク)

図:検温における課題と検温サービス

これは多くの企業で抱えている課題ではないかと考え、サーマルカメラとAIを組み合わせた「検温サービス」の試験導入を決めました。

カメラでの自動検温だけではなく、顔認証技術を使った社員情報との連携、システムでの一覧の表示ができればさまざまなリスクの回避と総務部門の業務負担の軽減が図れます。

世の中では検温による入場制限などスタンドアロンでの検温装置導入はかなり進んでいましたが、検温のカメラが情報の入り口にはなっていませんでした。

今回の検温サービスの試験導入は、社員全員が新しい技術に触れることで世の中に求められている新しい働き方とは何か、どのような可能性があるのかを感じ、新サービスのアイデアの創出など、未来につながるものになっているのではないかと感じています。(Report By 事業企画部)

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